
タモリさんと言えば、誰からも愛されているイメージですね。
そして彼は周りにとって「ほっとけない」タイプなのだそうです。
芸能界デビューのキッカケも、なんとあの漫画家の赤塚不二夫さんが彼の芸を見て自らの家に居候させた後、プロデューサー的にタモリさんを売り出したというから驚きです。
TVを見ても、タモリさんは同世代はもちろん、若手の芸人などにもとても好かれているように見えます。
なぜタモリさんはみんなに好かれるのでしょうか?
今日は本『なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか? 』から、タモリ流!人の懐に入る4つの技術を紹介します。
1. 「立派」にならない
タモリさんといえば、同じ司会者による最長寿テレビ番組としてギネスブックに登録されているほどのスゴイ人なわけですが、偉そうにしているイメージがありません。
2. 会話では相手に話をさせる
聞き役に徹することの大切さを誰よりも理解、実践しているでしょう。
実は、「気が合う」と思ってもらえる一番かんたんな方法は、話を聞くこと なのです。
以前紹介したこちらが参考になるかもしれません。
これであなたも好かれる!「聞き上手」になるための5つのポイント
しかし「聞く」といってもただ黙っていればよいわけではありませんね。
あいづちをうったり、適切な質問をして、相手に気持ちよく話してもらう必要があります。
3. ズームイン・ズームアウトで話題を見つける
上記の通り、相手に話をさせてそれを聞いてあげることで、「気が合う」と思ってもらうことができます。
では相手に気持よく話をしてもらうために、話題を見つけるにはどうしたら良いでしょうか。
まずは相手を観察し、適当な話題を振ります。
たとえば、
相手の反応がいまいちな場合は、
これで相手が
これらをタモリさんが意図的に行なっているかは疑問ですが、相手の話を引き出すために話題を探る際にこういったことは行なっているでしょう。
ズームイン・ズームアウトについて、詳しくはこの本を読んでみてください。昔読んでかなり衝撃を受けた本です。

この本を読んだ当時、流行っていた細木数子さんがTVで話しているのを見たところ、ここにあるテクニックをそのまんま使っているのが分かり、笑ってしまいました。
なぜ占い師が信用されるのか知りたい方は必読です。
4. 「ストックスピール」で相手が食いついてくる
「ストックスピール」というテクニックがあります。
これは、誰にでも当てはまるようなことを、あたかも相手のことを言い当てるようにいう手法で、占い師がよく使っています。
たとえば、
しかし冷静に考えれば、どちらも誰にでも当てはまりそうなことです(笑)。
これまたタモリさんが意識してやっているかは別として、こういった結構適当(笑)な質問をよくされていますね。
「ストックスピール」についても先に紹介した本『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング 』により詳しく書かれています。
これがうまく使えると、相手は「言い当てられた」と錯覚します。そしてそれは信用してもらえることにつながるのです。
まとめ

本書『なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか? 』は、心理学者がタモリさんの過去の言動などを分析し、彼が人に好かれる理由について心理学的に説明する本です。
以前同じ著者の、しかも似たテーマの本『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』を読みましたが、ネタの対象が違えばこんなにまったく違う本になるのだなと、とても面白く感じました。

どちらも、成功している人のコミュニケーション術を心理学的見地から学べるお得感がありますね。
ネタが私たちのよく知っている人ということでわかりやすいので、読み物としても楽しめましたよ。
タモリさんといえば、同じ司会者による最長寿テレビ番組としてギネスブックに登録されているほどのスゴイ人なわけですが、偉そうにしているイメージがありません。
カリフォルニア大学のマイケル・ロビンソンは、自慢をするよりも、謙虚さをアピールしたほうが、他人からのウケがよくなることを実験的に確認している。チヤホヤされたり、肩書きを持ったりするとつい偉ぶってしまいがちですが、気を付けたいところですね。
ロビンソンによると、謙虚さのアピールには、周囲の人たちから
というふたつの効果があるという。
- 正直者だと思ってもらえる
- 好意を感じさせる
P.28
2. 会話では相手に話をさせる
私はラクをしたいので、なるべく自分はしゃべらず、相手に話していただいて、同じギャラなら出番が少ないほうが効率がいいわけで、これを芸能効率説といいます(笑)。もちろんこれはタモリさん流のジョークでしょうが、タモリさんといえば「いいとも」での「テレフォンショッキング」ですよね。
P.86
聞き役に徹することの大切さを誰よりも理解、実践しているでしょう。
実は、「気が合う」と思ってもらえる一番かんたんな方法は、話を聞くこと なのです。
以前紹介したこちらが参考になるかもしれません。
これであなたも好かれる!「聞き上手」になるための5つのポイント
しかし「聞く」といってもただ黙っていればよいわけではありませんね。
あいづちをうったり、適切な質問をして、相手に気持ちよく話してもらう必要があります。
3. ズームイン・ズームアウトで話題を見つける
上記の通り、相手に話をさせてそれを聞いてあげることで、「気が合う」と思ってもらうことができます。
では相手に気持よく話をしてもらうために、話題を見つけるにはどうしたら良いでしょうか。
まずは相手を観察し、適当な話題を振ります。
たとえば、
「◯◯さん、読書好きなんじゃないですか?」と話を振ります。
相手の反応がいまいちな場合は、
「マンガとか雑誌は読みますよね?」などと、話題の範囲を広げるのです。これが「ズームアウト」です。
これで相手が
「そうですね、マンガ読みます」などとノってきてくれたとして、
「◯◯さんはサッカー好きだから、やっぱりキャプテン翼とか読んでたんじゃないですか?」などと話題を絞っていくのが「ズームイン」です。
これらをタモリさんが意図的に行なっているかは疑問ですが、相手の話を引き出すために話題を探る際にこういったことは行なっているでしょう。
ズームイン・ズームアウトについて、詳しくはこの本を読んでみてください。昔読んでかなり衝撃を受けた本です。

この本を読んだ当時、流行っていた細木数子さんがTVで話しているのを見たところ、ここにあるテクニックをそのまんま使っているのが分かり、笑ってしまいました。
なぜ占い師が信用されるのか知りたい方は必読です。
4. 「ストックスピール」で相手が食いついてくる
「ストックスピール」というテクニックがあります。
これは、誰にでも当てはまるようなことを、あたかも相手のことを言い当てるようにいう手法で、占い師がよく使っています。
たとえば、
「あなたは自分の意見が相手にうまく伝わらずに苦い経験をした事がありますよね?」
「決断を急いで、失敗したことがありますね」などといわれれば、
「そうそう、そうなんですよぉ。実は…」っと話したくなってしまう人が多いかもしれません。
しかし冷静に考えれば、どちらも誰にでも当てはまりそうなことです(笑)。
これまたタモリさんが意識してやっているかは別として、こういった結構適当(笑)な質問をよくされていますね。
「ストックスピール」についても先に紹介した本『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング 』により詳しく書かれています。
これがうまく使えると、相手は「言い当てられた」と錯覚します。そしてそれは信用してもらえることにつながるのです。
まとめ

本書『なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか? 』は、心理学者がタモリさんの過去の言動などを分析し、彼が人に好かれる理由について心理学的に説明する本です。
以前同じ著者の、しかも似たテーマの本『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』を読みましたが、ネタの対象が違えばこんなにまったく違う本になるのだなと、とても面白く感じました。

どちらも、成功している人のコミュニケーション術を心理学的見地から学べるお得感がありますね。
ネタが私たちのよく知っている人ということでわかりやすいので、読み物としても楽しめましたよ。
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